Column コラム

インプラントも歯周病に?「インプラント周囲炎」を予防してできるだけ長持ちさせる!

こんにちは。
JR燕三条駅 燕口から徒歩10分の歯医者【こころ歯科県央クリニック】です。
 
厚生労働省の調査によると、インプラントが10~15年後も問題なく使用できる確率は、上顎で約90%、下顎では約94%です。
また、20年以上インプラントを使用されている方を対象としたアンケート調査では、78%の方が「何も問題はない」とこたえています。


参照:厚生労働省委託事業|歯科保健医療情報収集等事業「歯科インプラント治療のためのQ&A」p3 >


参照:J-STAGE|日本口腔インプラント学会 第31巻 第2号「20年以上経過したインプラント患者のアンケート調査」p52-172 図3 >

 
とはいえ、インプラントをできるだけ長く維持するには、今まで以上にしっかりケアをする必要があります。
インプラントは人工の歯ですが、歯周病に似た症状の「インプラント周囲炎」にかかる可能性があり、この「インプラント周囲炎」を予防することが重要とされているのです。
せっかく治療したインプラントを長持ちさせるために、正しい知識とケア方法を知っておきましょう。
 
 

「インプラント周囲炎」に感染するリスクがあります

インプラント周囲炎とは、天然の歯の「歯周病」と同じように、インプラント周囲の歯ぐきや骨が細菌感染を起こし、炎症を引き起こす病気です。
進行すると、インプラントを支える骨が溶けてしまい、インプラントがグラグラしてしまうこともあります。
 

インプラント周囲炎はどうしてなるの?

それでは、インプラント周囲炎に感染する原因は何なのでしょうか。
 

1.お口のケア不足

しっかりお口のケアができていないと、インプラントの周りに細菌が増え、歯ぐきが炎症を起こしやすくなります。
 

2.定期的なメンテナンス不足

インプラントは歯科医院の定期的なチェックが必要です。
これを怠るとインプラント周囲炎の早期発見が遅れ、炎症が悪化するリスクが高くなります。
 

3.喫煙

タバコを吸っていると、タバコに含まれるニコチンなどが血管を収縮させ、血流を妨げることで、インプラント周囲炎のリスクを増加させます。
 

4.歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりなどで歯ぐきに過度な力がかかると、インプラント周囲の組織にダメージを与えやすくなります。
 

5.糖尿病

糖尿病の方は、術後の傷の回復や骨の結合に支障をきたし、インプラント周囲炎を引き起こしやすくなります。
 
 

インプラント周囲炎の予防方法

インプラント周囲炎を予防するためにできることを紹介します。

・毎日の正しい歯磨き
・デンタルフロスや歯間ブラシの活用
・歯科医院で定期検診を受ける
・禁煙を心がける
・歯ぎしりによる負担を軽減するナイトガードの使用
・バランスの取れた食生活を送る

これらのポイントや健康的な生活習慣を取り入れることで、インプラント周囲炎を予防し、長期間にわたってインプラントを健康に保つことができます。
 
 

インプラントを長く使いたい!「こころ歯科県央クリニック」までご相談を

インプラントも適切なケアを怠ると、歯周病と同じように炎症を起こしてしまいます。
インプラント周囲炎を予防し、できるだけ長持ちさせるために、日々のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。
 
JR燕三条駅 燕口から徒歩10分の歯医者【こころ歯科県央クリニック】では、インプラント治療後のケアをしっかり行い、患者さんのインプラント生活を快適に送れるようサポートいたします。
「いつまでも楽しく食事を行いたい」「おいしい食事を味わいたい」という方は当院までお気軽にご相談ください。


インプラントについて >


こころ歯科県央クリニックへのアクセス >